休職中の過ごし方① ― 回復につながる時間の使い方 

メンタル不調で会社を休むことにしたはいいけど、「休んでいる間って何をしたらいいのだろう?」、「何もせず休んでいていいのだろうか?」と不安になる方は多いです。せっかく意を決して会社を休むことにしても、焦って無理をしてしまっては休む期間が長期化してしまいます。 

この記事では、メンタル不調で会社を休み始めたときに何をすればいいのかポイントを纏めます。 

休職中に大切なこと 

休職し始めたときに最も優先すべきことは「心と体を休めること」です。心と体の調子を戻すには心と体を休ませることが最も必要です。「休んでいる間、自分が担当していた仕事は大丈夫だろうか?」と仕事のことが気になってしまいますが、考えてしまったら「今は考えるときじゃない、休むときだ」と言い聞かせて仕事のことからは離れてください。「休んでいる間、何もしないのはよくない。何かしないと」と焦るのもよくありません。いずれも回復を遅らせてしまう原因になります。休み始めたときは何もせず、心と体を休ませることに徹してください。 

ただ、生活リズムが大きく崩れてしまうのはよくありません。早起きまでする必要はありませんが、就寝時間、起床時間はなるべく一定させて、少なくとも昼夜逆転はしないよう心がけましょう。 

おすすめの過ごし方 

休職し始めた当初は、食事、入浴、睡眠など生きていくのに最低限必要なことができていれば大丈夫です。少し余裕が出てきたら家の周りを散歩してみるなど軽い運動ができるといいでしょう。情報や刺激を取りすぎるのは望ましくありません。調子が悪いときはネガティブに考えたり、不安になりがちです。情報を取りすぎるとそういった機会も増えますので、SNSやニュースなどに触れることも必要ですが、過度に触れすぎないよう注意しましょう。 

全く誰とも連絡を取らないと社会から取り残されてしまうように感じてしまうかもしれません。離れて暮らす家族や信頼できる友人など、信頼できる人と適度に連絡を取ることは有用です。会社の人と無理に連絡を取る必要はありません。 

休職当初にしないほうがいいこと 

ずっと寝て過ごすことは避けましょう。寝れば体を休めることにはなりますが、生活リズムが大きく崩れる原因になります。体がしんどくてどうしても動けないときはやむを得ませんが、そうでなければ日中は起きて過ごすようにしましょう。どうしても眠くなってしまうようであれば、夜の睡眠に影響しないよう、お昼すぎ辺りに昼寝をするようにするとよいでしょう。 

先のことを考えるのはあまりよくありません。調子が悪くて休み始めたときは思考力や判断力が落ちていますので先のことを考えてもいい方向に心は向きません。ひとまず今は心と体を休めることを考えましょう。 

同様の理由で、大きな決断をするのも避けましょう。転職や引っ越し、投資など思考力・判断力が落ちた状態では誤った判断をすることもしばしばあります。そういったことは元気になってから考えればよいと思うようにしましょう。 

まとめ 

 休職は空白の期間ではなく、回復してまた元気に働くための準備期間です。特に休職当初は回復することに専念する期間です。仕事のことや今後のことは元気になってくれば自然と考えられるようになってきます。元気になってきたら「何かしないと」ではなく、「何かしたい」と思えるようになってきます。そう思えるまでは休むことに専念しましょう。焦らず心と体を休めることが回復への近道です。